2018年4月23日月曜日

1997年ジョンウー監督の映画で・・・。

「フェイスオフ」って知ってますか? (バイク関係ないです)


ニコラスケイジとジョントラボルタのW主演です。

何度もテレビやスカパーでやっているから皆様知っているでしょうね。

息子をニコラスケイジに殺されたFBI捜査官のジョントラボルタが、悪の権化のニコラスケイジが仕掛けた爆弾を見つけるために、「ニコラスケイジの顔」と「ジョントラボルタの顔」を手術で交換して、憎き悪の権化の「ジョントラボルタ顔のニコラスケイジ」をやっつけるお話です。

見ていると誰が誰何だったか、訳分からなくなります。

ニコラスケイジが悪だか善だか??


「んな事出来る訳ないしょ!!だってDNAは?」と思いつつ、ジョンウー監督の独特の映像と、悪い英会話表現に引き込まれつつ、印象に残る映画でした。


ある車両が下取り入庫した時に、なぜかたまたまスカパーでこの映画の紹介があって、たまたま何かが閃きました♪♪♪

「顔替えね・・・。バカみたいね・・・。でも面白いかも!」



入庫したのは2003年型ZX-6R・・・。 

もうこの年式だとインジェクション、倒立フォーク、ラジアルマウントキャリパー、タイヤサイズと最新式と比べても電気制御がないくらいでほぼ技術が確立してます。



年々進化するタイヤ性能を考慮に入れると、スーパーバイク世界選手権のタイムアップ度合いからだとシャシー、エンジンの進化は飽和状態は明らかでしょう。



・・・とそんな事は割とどうでもよくて!!

たまたま入庫した03年ニンジャの車体と、たまたまモトドーウェルに落ちていた16年ニンジャ(最新型)ライト・・・。

ふむふむ最新のZX-6Rは、迷走していたニンジャデザインが、割と普通の流行の形になったのね。


ちょっと深海魚みたいな03ライトを捨てて、最近のニンジャシリーズ共通なイケメン最新16ライトを「フェイスオフ」してみましょう♪


カウル全部交換すれば簡単ですが、それにかかる莫大なコストの意味が良く分からないし、モトドではそんなバカな事はせずに誰にも真似できないと言い切れる道を選びます!!

現代のバイクはインテークダクトの絡みで、最新カウル付けても性能ダウンの可能性のが高いでしょう。

グラスファイバーは使いますが、純正樹脂ABSカウルを利用しつつ、最新純正ヘッドライトを移植すればいいじゃん的な・・・。

ライトに合わせて、最新モデルのカウルラインを表現します。

違和感ないでしょ? (ペイントまで終わらせています)






カウル切った貼ったの?

な訳ないです!! そんな事言うのはネットウンチク君くらいでしょう。

きちんと強度、光軸も出ております。(ライトは無加工です)

切ったけど、「貼った」ではないでーす♪


部品代(ライト)はほぼ掛かっていませんし、アッパーカウルの造形、積層とペイントで3時間と乾燥時間のFBI的手術で完成します♪

ワタクシ1995年以降の大体のバイクのカウルサイズと角度は、独自特殊データーとして持っています。

いろんなバイクの「フェイスオフ」できまーす♪


車のフェイスオフ(マスクチェンジ)も場合は鉄なので、移植が簡単ですが、プラスチックはなかなか大変です。


ジョントラボルタにニコラスケイジの顔でなく、トムクルーズくらいハンサム君に生まれ変わりました♪


スクリーンはコストかけたくないのと、強度面やミラーと電装を考えてノーマルを使いました。

その他のメンテナンス性、空力、ダクト性能ともにデメリットはないと思います。

制作費安いし♪

ちょっと型遅れのスーパースポーツもフェイスオフしましょう♪



(注:最近チョー多いのですが、ブログ見て電話やメールいただける人が、「何が何に付きますか?」「何を交換すれば直りますか?」と言うようなザックリ質問が多いですが、私どもも商売ですので、しっかり顔が見えるお客様に条件付きでしかお教え致しておりませんので、よろしくおねがいします!)





最近何故か多い旧モンスターの整備・・・。

タイミングベルトの交換です♪

これはモンスター400ieです。



2万キロで交換はちょっと早いですが、ベロンベしているのも多いのでお気をつけあれ~!!






2 件のコメント:

  1. フェイスオフの技術が凄すぎです♪
    まるでメーカーから、このままの型で販売されてたかの如く違和感ゼロ‼️
    これなら、前のオーナーも気付かないですね(笑)

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  2. ありがとうございます。
    元オーナーのTさんも絶対に気づかないでしょう!

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